幸せになりたい

「甘えたい気持ち」をどうするの?

先日、友達から「あなたは自分が甘えたい、依存したいと思ったときに、どうするの?」と聞かれました。

なるほど。
すでに親もいないし、1人暮らしだし、あんまり誰かに甘えているようにも見えないかもしれない。

その割には私が幸せそうに暮らしているので、どうやって心のバランスをとっているんだろう?と思われたのかもしれませんね。

私はどうしてるんだろう?と自分でも考えてしまいました。笑

誰でもほんとは甘えたい

基本的に誰でもみんな多かれ少なかれ「依存心」は持っています。

おぎゃあと産まれたときは依存でいっぱいで、泣いてアピールしないとご飯も自分で食べられないわけですが、大きくなるにつれて自分でできることが増えていきます。

だからと言って「甘えたい」とか「やってもらいたい」という気持ちが無くなるわけではなく、「もう大人だから」とか「しっかりしなくちゃ」という気持ちを奮い立たせて、みんながんばっているわけです。

そして「1人でできた!」とか「頼まなくても大丈夫」という達成感や自信を持てるようになると、自分の依存心の存在がかえって邪魔だと感じたりするようになっていきます。

*****

私は自分で言うのもおかしいですが、昔、結構しっかりした子供でした。

以前書いたように両親共稼ぎのために、よその家に預けられたり、鍵っ子だったりしたので、親の不在の間は自分で何とかしなくてはならないことが多かったのです。

小学生高学年の頃には、弟を保育園に迎えに行って、晩御飯の買い物をして、簡単な料理を作っておくくらいのことができていました。

市場に買い出しに行くと、八百屋さんのおばさんに「しっかりした子ねえ。」と褒められて、褒められたと思うと嬉しくなって、「もっとしっかりしなくちゃ!」と思いました。

そして「しっかりしてる」と言われれば言われるほど、「できません」とか「助けて」とかは、思っても言えない私の基礎がどんどんできあがっていきました。

でも、「しっかりしなくちゃ」と思えば思うほど、隠された依存心は「どうしたらいいの?!」と不安になってくるんですね。

そしてさらに不安を隠して大人になり、ドクターストップがかかるまでがんばって働いてしまったりしたわけです。

閉じ込められた依存心は時として噴き出す

あまりにも強く我慢したり隠したりすると、それはある日突然どーん!と噴火のように噴き出してしまうことがあります。

噴火は特に、心の距離の近いパートナーシップで起きたりすることが多いです。

私の場合、子供のころからずっと「しっかりしなくちゃ」と生きてきて、甘えたかったり頼りたかったりする自分の気持ちを嫌って、なかったことにしたかったわけです。

…でも本当はある。

そうすると、その依存心は出口を探してさまよいます。
そして、パートナーができたりすると、その人に向かってふつふつと沸いてしまうのです。

私が黙っていたって、パートナーなんだからわかってくれるはず。
私が頼まなくったって、愛してるならやってくれるはず。

いや。でも、このくらいなら言ってもいいかな。
このくらいなら頼んでみようかな。

いやいや。言わなくてもわかってほしい。

これを繰り返していると、自分の気持ちが自分で重くなっていきます。
「重い女」というのは、相手よりも自分が感じていることの方が多いのです。

そして、その重さに自分で耐えられなくなっていくと、ある日我慢できなくなって噴き出したりします。

「私こんなにがんばっているのに!!」

「こんなこともわかってくれないヤツなんか許さない!!」

こういうの、やりました…(反省)
相手にしてみたらびっくりです。
どん引かれて自分も傷つく、ということになったりしました。

「ある」と認めて小出しにする

何度もなかったことにしては噴火して、失敗して、相手を傷つけたり自分も傷ついたりして、私はやっと自分の依存心を「そこにあるよね」と認めてあげることができるようになりました。

「しっかりしなくては!」を緩めて、「私にも甘えたい気持ちはあるさ~」と認めると、それだけでかなり噴火は免れるようになります。

あるものをないことにしない。

ただし、出し方には気を付ける。

今はいろんなところで結構ちょこちょこ甘えているので、とても生きるのが楽になりました。

友達に「コロナで会えなくて寂しいからZoomしたい。」と言う。

ジムに行って、私の半分くらいの歳の可愛いインストラクターに「これ無理。できない~。」と言う。

これまた私よりずっと若いカウンセリングの先輩に「教えてください!」と頼む。

会社を辞めてカウンセラーになるという決意をしたときも、フリーランスになる怖さから弟夫婦に頼ってみました。

「私が経済的にどうにもならなくなったら、ホームレスになる前にその家に住まわせて。」

これ結構勇気が要りました。
だって弟にそんなことを言うなんて、かっこ悪すぎる。汗

でも、本当にやるかどうかは別として、「いいよ。」と言ってもらっただけでとても安心しました。

ひとが何かしてくれるというときに「大丈夫です」ではなくて「ありがとう」と受け取る。

何か頼んで「No」と言われたら、それは相手の意志なのだから、尊重して素直に引き下がる。


そう思っているだけで、とても心は軽やかになります。

そういえば、最近あまり「しっかりしている」と言われなくなってしまったんだけど、これはいったいどういう意味だろう?笑

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