カウンセリングサービスのサイトにある
ビジネスメルマガに執筆させていただきました。
記事はこちら↓
「成功する営業とは？
～売り込むのが楽しくなる方法」
私がキャリアカウンセリングの仕事をしていた時代
多くの方が「営業職は嫌」
とおっしゃっていたので
あえてそこを書いてみたのですが
実は営業の話だけではなくて
なんで働くの？
なんで生きるの？
ということにもつながる意味が
あると思っています。
楽しむことばっかり考えて叱られる
私は子供のころよく
「楽しむことばっかり考えて！」
と叱られていました。
両親は昭和ヒトケタ世代。
幼少期は戦争ですから
楽しむことなんて悪いこと
だったんだと思います。
確かに私は
どうしたら楽しいか？
を考えるのが好きでした。
家族の壁新聞を作って
みんなで記事を書いたら楽しいかな？
小学校のクラスのみんなで
自分たちで脚本を作って
演劇をしたら楽しいかな？
飼っている犬と一緒に
電車に乗って
おばあちゃんちに行ったら
楽しいかな？
ワクワクすると
すぐにやってみるのですが
家族の壁新聞には
両親も弟も投稿してくれず
自分1人で家族の日常を書いて
ネタがなくなって終わり。
クラスのみんなだって
全員が演劇なんかしたいわけじゃなく
「ふ～ん」と言って終わる子もいて
飼っていた犬は
駅に行くのもいやがって
結局連れていけませんでした。
たくさん失敗したし
人を巻き込んで
余計なことをすると叱られたけど
でも今でも
「これをしたら楽しいかな？」
と考えることは大好きです。
そしてさらに。
それを喜んでくれる人がいると
何倍も嬉しくなります。
でしょ？でしょ？
楽しいよねー！
と一緒に笑いあえたら
こんな嬉しいことはないと思うのです。
最近では海辺でバーベキューをしました。
海がきれいで
空がきれいで
炭火をおこして焼いた野菜や肉は
格別おいしくて
1人でやっても多分美味しいけど
行こうよ行こうよと誘って
来てくれた人が歓んでくれると
これはまた特別に美味しいのです。
満足というか達成感というか
そんな気持ちも湧いてきます。
私の場合はいろいろ失敗したけれど
この気持ちを仕事につなげられると
ビジネスも成功するのでしょうね。
メルマガにも書いたのですが
ビジネスで成功している人を見ていると
自分の歓びが
誰かの歓びに
つながることをやれた人
のようです。
ということは
楽しむことばっかり考えてるというのは
悪いことじゃないんじゃない？
と、今は亡き両親にも
言ってみたいなあと思います。
楽しみが見つからない場合
自分の楽しい嬉しいがあればいいけど
そんなもの見つからないから辛いよ
という方もいるかもしれませんね。
私にもそういう時代はありました。
楽しいこと、嬉しいことを我慢して
やらなくちゃならないことや
本当はやりたくないことを
優先してやっていると
嬉しいことが何なのか？
楽しいことが何なのか？
わからなくなってしまうことがあります。
残念ながら、心の中で都合よく
嫌なことは我慢すると消えて
嬉しいことはたくさん感じる
ということはできないのです。
嫌な気分をなかったことにすると
嬉しい気分もなかったことになります。
そして
「ない。ない。なんにもない。」
という気分になります。
そこでカウンセリングでは
何を無いことにしているのか？
根掘り葉掘りお話を伺ったりします。
無かったことにしているには
そこには必ず理由があります。
ご自分でもわからなくなっている
そんなことが多いので
そこはこちらもがんばりどころです。
でも大丈夫。
必ず「ある」のです。
「なんにもない」と思っていたことが
「あった！」と見つけられるようになると
「ある。ある。きっとある。」
という気分になります。
例えば営業職で
「誇りをもって売れるものなんかない」
と思ってしまうような商品でも
「これをこうしたら喜んでくれる人が
いるんじゃないか？」
と考えられるようになると
なんだかきっと
成功するような気がしませんか？
人生でも同じで
「希望なんかない。」と思っているより
「きっとある。」と思って暮らしたら
ほんとうに見つかる
そんな気がしないでしょうか？
成功ってなに？
という気もするし
しなくたって良いのですが
少なくとも
「これ楽しいよ～！」と誰かに言えて
「ほんとだね～！」と言ってくれたら
それで充分。
そう思いませんか？
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