まちゃこ食堂

孤独な夜のスープ

昼間は「11月ってこんなに暖かかったっけ?」と思うくらい、暖かい日もあるのですが、朝晩はやっぱり冷え込むようになってきましたね。

朝、仕事に出かけて行って、夜帰ってくる人にとっては、すっかり寒い季節かもしれません。

私はこの時期が苦手でした。
なんだかとても寂しさを感じやすいような気がするのです。

日が暮れるのが早くて、会社帰りの電車の中で、つり革につかまってぼんやりとすっかり暗くなった街を見ていると、一瞬、沿線の家の食卓が見えたりします。

お母さんは台所にいるのでしょうか?
誰もいないテーブルに灯りがともっていて、家族のお箸や茶わんが並べてあります。

献立は何だろう?と見える間もなく通り過ぎてしまうのですが、あたたかいような物悲しいような懐かしいような…不思議な気持ちになるのです。

そして自分の家には誰もおらず、暗い部屋に灯りをつけて「ただいま」と独り言を言ったりします。
ああ疲れた。
クリスマスも近いのに、なんの予定もないなあと思ったりすることもあるかもしれません。

さてそんなときこそ!!
身体をあたためてください。


疲れていて大した料理はしたくない。
気分はなんだか寂しいぞというとき。
あったかいスープがおすすめです。

残り野菜を全部きざんでバターでクタクタになるまで炒めて、ウィンナーとかベーコンの残りもあったら入れて、お水を注いでコンソメを入れて、煮立ったら出来上がりです。

野菜をきざんでいるときは禅の修行のように何も考えずに済んだりしますし、仕事から自分の時間へシフトできたりします。
くつくつ煮立ったスープをお気に入りのボウルに入れて飲むと、ほっとします。

スープにご飯を入れて、卵を落とすか、チーズをかけてリゾット風にするのもおすすめです。

それからお風呂を沸かして、ゆっくりお湯につかってあたたまる。
あったかいお布団に入って早めに眠る。
セルフハグも良いですね。

身体が冷えているときに感じることは、あんまり自分を助けてくれなさそうです。
身体をあたためて、自分を助けてくれそうな思いにひたりましょう。

カウンセリングのご案内

小澤昌子のカウンセリングを受けるには?

ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
カウンセリングの詳細については「カウンセリングメニュー」を、カウンセリングの日程については「ご予約状況」をご確認ください。

カウンセリングメニューご予約状況