先日、神戸メンタルサービスの「無料説明会」で少しお時間をいただいてお話してきました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
「無料説明会」というのは、カウンセラー養成講座や癒しのためのワークショップにご興味がある方のための、文字通り無料の説明会です。
今はオンラインのみで毎月のように開催しており、師匠の平準司氏がもうほんとに涙あり笑いありの話芸を…失礼!講演をするのですが、そこに15分ほどお時間をいただいて、私の体験をお話ししてきました。
私自身も今から8年前におそるおそる参加した説明会なので、その時のことを思い出して、とても懐かしい気持ちがしました。
心の世界の入り口は、ちょっと怖かった
自己紹介のページにも書いたのですが、8年前、もう何もかもうまくいかなくて、自分の人生大失敗だと思って悲しくて仕方ないときに、「どうしたらいいかわからない」とインターネットで打ったら、神戸メンタルサービスが出てきたのです。
今は検索システムが変わって、そういう言葉を打っても出てこないらしいですね。
そのころの私は「自分の失敗は自分でなんとかしなくてはならない」と思い込んでいたので、自分の人生の失敗を誰にも知られず・迷惑もかけないように、1人でそっと改善したいと思っていました。
なので、インターネットで見つけても、すぐには飛び込まず、遠くから様子をうかがっていましたが、こりゃもう自分の考えだけではどうにもならないと思って、人の知恵も借りようと腹をくくって無料説明会に行ったわけです。
そのころはYoutubeなども今ほど盛んではなかったので、主催者の平準司氏を見たこともなく、予備知識もなく、心理学とはどんなもので、そのスクールとは何をするところなのか?よくわからないままに説明会に行きました。
オンラインもなかったので会場に行き、今では笑い話ですが、誰か教祖様みたいな写真が飾ってあって、拝むようなことをさせられたら逃げようと思っていました。
心理学仲間に聞いたところによると、壺を売られそうになったら逃げようと思っていた人もいたようです。笑
知らない世界は怖いものだと思います。
ましてや目に見えないものを扱うというのは、余計よくわからないので怖いかもしれません。
私も最初は怖かったです。
でも怖いものを越えてでも、何かを変えたいと思っていました。
心の世界に入ってみたら、案外そこは暖かかった
スクールや講座と聞くと、教室に座って何かを書いたり憶えたり、という勉強を思い浮かべる方がいるかと思いますが、私たちが学んだことはちょっと違いました。
臨床を優先するので、教材はまず自分、それから仲間です。
まず自分たちが泣いたり・笑ったり・怒ったり、さまざまな感情を体験します。
私はここで、「感情は怖いものではない」ということを学んだと思います。
幼いころに、父親が突然怒りだしたりすることがあったので、感情をあらわにすることは怖いことと思っていたのですが、どんな感情にも理由がある・人がやることには理由があるということを学びました。
そしてその理由は「愛」に基づいているんだと知ったのです。
嫌いな人がいるとき、嫌な気分がする→それは愛したいのに愛せない苦しみなんだよ、ということ。
人に優しくできないとき、自分が辛い→それは愛する余裕がないから辛いんだよ、ということ。
ほんとはみんな自分を、誰かを、愛したいんだということを学んだわけです。
なので、おっかなびっくり入った心の世界は、案外とっても暖かったのです。
そして暖かいなと感じることが増えると、実際の生活でも暖かいものを見つけやすくなるのです。
そうして「何かを変えたい」と痛切に思っていた私の目論見は、氷が溶けるように徐々に叶っていきました。
やっぱり平さんはおもしろかった
説明会で師匠が1時間半しゃべった後で、続いて私が15分しゃべるというのは、実は「まぢですか?汗」と思いました。
名人芸のあとに出番が回ってくる新人噺家(はなしか)の気分です。
師匠のお話は、8年間の間に聞いたことがあった話だったりもするのですが、何度聞いても泣いてしまうし、笑ってしまうのです。
時々、マイクが拾えないくらいの声量で(小さいのではありません。大きすぎるのです。)画面から飛び出してくるのではないかと思うような圧迫感、いえ。迫力でした。
これは宣伝ですが、未体験の方はぜひ一度お試しください。
無料説明会はこちら→https://www.healing.ac/info/muryousetsumeikai.html
小澤昌子のカウンセリングを受けるには?
ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
カウンセリングの詳細については「カウンセリングメニュー」を、カウンセリングの日程については「ご予約状況」をご確認ください。