ネガティブを解消したい

その苦しみの重さを人と比べなくていい

こんにちは。
心理カウンセラーの小澤昌子です。


「私の悩みなんて
 たいしたことないんですが」


「もっと大変な人がいるのに
 私がこんなことを言っていいのか…」


カウンセリングの場で
そうおっしゃる方は
とても多いです。

こんな風に人と比べて
自分の苦しみを小さく扱ってしまう

そんな方にいつも
お伝えしたいと思っていることがあります。

あなたが感じているその苦しみは
あなたにとって本物です。

人と比べることで、苦しさは深くなる

私たちは知らず知らずのうちに
「誰かと比べる癖」を身につけています。

「私はまだまし」
「もっと大変な人がいる」

こう言って遠慮する方は
優しい心の持ち主です。

でも、こう言ってしまうことで
自分の心に向き合うことから
目をそらすきっかけに
なってしまうこともあります。

そうやって誰かに順番を譲る生き方を
今までしてきませんでしたか?



例えば、私の場合…

母が繊細で傷つきやすい人で
いつも何かを悩んでいました。

今は何も困ることはなさそうだと
子供の目から見て思うのに

よくそこから見つけて来たね!
というくらい

これが辛い、あれが辛い
私ばっかり辛い!と
何時間でも毎日でも
子供の私が愚痴を聞いていました。

職場の人間関係など
小学生の私が聞いても
どうしてあげることもできなくて

どうしてあげることもできないのは
とても悲しいことでした。

でも
聞いてあげなかったり
きつく言い返したりすると

母の苦しみはより一層大きくなって
父まで巻き込んで大変でした。

子供の私は自分の悩みよりも
母が苦しい思いをしないように

先回りして警戒することも覚えました。


それが当たり前になると

「我慢することは大切なこと」
「私の悩みは誰かの迷惑」

そんな感覚になってしまって

苦しんでいる自分を

「甘えてる」「弱い」

と叱りつけてしまうのですね。

でも本当は
人の痛みや苦しみに
順位なんかつけられないんです。

心の痛みは
「どう感じているか」だけが真実です。

小さく見える苦しみにも意味がある

「もっと深刻な人がいるのに」
「この程度のことで」

そんな風に感じて
自分の気持ちにフタをしていないでしょうか?

確かに世の中には
戦争で家族を亡くした人も
国を失ってさまよう人もいます。

でも比べることに意味はないのです。

誰もが等しく幸せになることこそが
大切なことなのです。



どんなに小さく見える苦しみでも
それはあなたの心からのサインです。

違和感、
モヤモヤ、
息詰まる感覚

それを無視し続けると
ある日突然、
動けなくなってしまうこともあります。

あなたが感じている「苦しみ」は
ちゃんと向き合う価値のあるものです。

「苦しいね」と自分に声をかけてあげよう

人と比べるのをやめて
自分の気持ちをそのまま受け止めたとき
不思議と少し
心がゆるむことがあります。

「私、がんばってきたね」
「私にも限界があるよね」


そんな風に
自分に声をかけてあげられると
それが自分を助けるための
第一歩になります。

誰に認めてもらわなくても
まずは自分で自分の苦しみを
認めてあげること

ちっぽけなものに
扱わないこと


それはとても大切なことです。


私のところに来られる方で
最初におっしゃることが多い言葉は

「こんなことで相談していいか
 わからないんですけど」


それを聞くと

まあなんて、今まで人に譲って
自分の順番を後になさっていたのかしらと
それだけで胸が痛みます。


苦しみの重さを比べなくていい。

「私がそう感じる」

それは誰かに説明しなくても
立派に理由になるものです。


心が疲れたときは
比べることをやめて
順番を後にせずに
ただ感じてみてください。

あなたはそのままで
充分がんばっています。

どうか自分の感覚を
後回しにしないでくださいね。


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