こんにちは。
心理カウンセラーの小澤昌子です。


ふと気がついたのですが

最近、私の周りには
私に良くしてくれる人が多いなぁと。

みんなほんとに親切で優しいな。

以前は私のほうから
何かしてあげなきゃいけないと
感じる人が多かったのに…

でもこれは

偶然というよりは
私が変わったからなんだな


と思い至りました。

今日はそんなお話です。

自分が「ありがとう」と言われたい

今は「だめんずウォーカー」という言葉は
死語でしょうか?笑

でもきっと事象としては今でも

付き合う彼が
ちっとも自分を大切にしてくれなくて

別れてまた別の人とつきあっても
あれ~またちょっとひどいんじゃない?

ことによると
前よりひどいんじゃない?

という現象が起きていたり
することはあるんじゃないでしょうか?

私はそうでした。


友達に話すと
「ええ~?!ありえない」
と言われたりするような

例えば

待ち合わせしても
2時間も現れなくて
電話すると「今行く」と言われて
そこから1時間経ってから現れたり

お店に入って席についてから
「今日はお金ないんだ」
と言われたり

誕生日にも何も
プレゼントもお祝いの言葉もなかったり

それほんとに「彼」ですか?

って、今なら思います。


そんな相手なので

「ありがとう」を言われたかどうか
記憶が定かではないんですが

私から御礼を言いたいようなシーンは
ほとんどなかった気がして

言われて当然の立場は
私のほうでした。

なのでいつも
あんまりだな…と思っていました。
そしてもちろん
そういう関係はうまくいかなくなります。


でもきっと当時の私は
その人の喜ぶ顔が見たかったんですね。

もし「ありがとう」と言ってもらえたら
私も嬉しかったんだと思うんです。


そして当時は全然わからなかったけれど
もっと心の深いところでは

「ありがとう」と
言ってもらえるようなことをしないと
私の存在を認めてもらったことにならない


もっと言えば

ありのままの私の存在を
私自身が認められない


そう信じていたようです。

「ありがとう」を自分が言うときは負けるとき?

「ありがとう」と
言ってもらえるようなことをしないと
私はだめなんだと思ってしまう

というのはやっぱり
幼少期に始まっているかもしれません。

家事のお手伝いをしたり
良い成績をとったときだけ
褒めてもらえる

しなかったらもちろん
とても叱られる
または無視されたように感じる


子供というのは
親の愛情が欲しい一心でがんばるので

やったら→認められる
やらないと→私はだめな存在

というインプットが起こることがあります。


「できた!」という達成感も
自分の歓びになりますから

やってもらうことよりも
自分からやってあげなくちゃ

やってもらったら負け
やってあげたら偉い

という自立マインドが育っていくんですね。


そしてそのマインドで社会に出ていき
社会でも同じようなパターンで
自分の存在証明をしようとします。

ある程度のところはそれで
とてもうまくいくのですが

自立のマインドというのは
寂しさを伴ってしまいます。


がんばり続けることは
疲れることでもあるんです。


当然、ご褒美だってほしくなります。

そうすると

やればやっただけご褒美がくるはずと感じて
さらに人にやってあげる

でも相手は
また別のマインドで生きていますから

そこにそれほどの価値を感じなかったり
やってもらって当たり前に
なってしまうことすらあるんですね。

そしてますます寂しくなってしまう…

という負のサイクルが起きます。

ほんと残念。


そして逆に
人に何かしてもらうと

「ごめんなさい!
 ほんとは私がしなくちゃいけないのに」

という気持ちとか

なんだか相手に
「あなたはできないんだね」
と言われたみたいに感じてしまったり

罪悪感や敗北感や
そのほとんどは誤解なんですが

心の中がモヤモヤすることがあるわけです。


ささやかなことなら言える「ありがとう」も
大きなことになればなるほど言えない

というのが
「受け取れない心理」です。

「ありがとう」はお互いのためになる

負のサイクルを止めるためにとても大事なことは
やっぱり自己肯定感を上げることで

簡単に言うけれど
案外難しいことなんですが

私は誰かに何かしてあげなくても
存在していて良い

やってもらうことがあっても
それは悪いことだと思わなくていい

ということを

何度も繰り返し
自分に言い聞かせてあげることなんですね。


よくお客さまに
そんな話をすると

「傲慢になったりしませんか?」
というご質問をいただいたりします。

謙虚な頑張り屋さんほど
そういうことをおっしゃるのですが

大丈夫!
そんな心配をする人が
傲慢になるわけがないんです。


そしてこれは
「慣れ」の問題でもあるんですね。

やってもらうことに慣れていないと
なんだかモジモジしてしまうんです。

「ごめんなさい」よりも
「ありがとう」を言ってみようと
何度もトライしているうちに

だんだん慣れてきて
上手に受け取って
上手にお返しができるようになります。

そして不思議なことに

そのほうが
なぜか良い人たちが

寄って来てくれるんです。

人は自分を低く見積もると
低く見積もった分の人間関係しか来なくて

自分を良いものと思えると
大切にしてくれる人がやって来ます。


やってくれた人だって
あなたの喜ぶ顔が見たいんですから
ぜひ見せてあげてください。

それが「お返し」になります。


私もまだまだ
受け取り上手にはなっていませんが

私のできないことをしてくれたり
一緒にやろうと声をかけてくれたり
知らないことを教えてくれたり

来てくださるお客さまも
良い方だし

今では本当に人に恵まれて

周りの人たちに心から
「ありがとう」と言いたいです。


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