生きる歓びを感じたい

「良い転職のための心理的コツ」~カウンセリングサービスのメルマガに掲載されました

カウンセリングサービスの
ビジネスメルマガに執筆させていただきました。

私は40年くらい働いていて
そのうちの30年間
企業の人事とか人材会社の営業とか
人と仕事を結ぶ仕事をしてきました。

自分自身も8回も転職していますので
「転職」ということはとても身近で
リアルに感じます。

記事はこちら
「良い転職のための心理的コツ」

良い転職ってどんな転職?

この記事を書くために、
自分の転職のことを思い出してみたのですが
8回も転職しているということに
実は自分でもびっくりしてしまいました。

派遣スタッフとして働いていた時期もあるので
そこで派遣先が変わったことを含めれば
もっとたくさんの会社で働いたことになります。

私が新卒で就職した時代は
まだまだ終身雇用が当たり前の時代だったのに。

時代と年齢によって、
いろんなことがありました。
会社もいろんな会社がありました。

20代の頃はよっぽど専門性を持った人以外は
いわゆる「お茶汲み」という仕事しかない時代。

転職するときは面接で露骨に
「結婚してるんでしょ?
出産しないんですか?」
などと聞かれるのが当たり前の時代でした。

当時は結婚していて、
結婚生活をしながら転職するのが
とても大変だったので
「私は働く女性を助ける仕事がしたい!」
と、強く思ったのです。

離婚してからは
自分の生活を支えるための転職。

30代で派遣会社の営業になったときには
体力もあったし、鼻息も荒く
「営業成績を上げてるんだから、
会社は私の言うことを聞いてくれるべきだ」
くらいの勢いで、会社の方針と合わない!
と椅子を蹴って辞めたこともありました。

40代はほかの記事にも書きましたが
働きすぎて倒れて病んで転職。

50代は会社の存続と
自分の立場が危うくなって転職。

いったんは給料が低いほうへ転職したこともあるし
入った会社が合併や吸収で
まったく違う会社になってしまったこともある。

自慢できるようなことは
なんにもありません。

まあよく今まで飢えることもなく
働き続けてこれたものだと
我ながらびっくりします。

じゃあ、何が良い転職だったのか?

というと、今思えば
ぜんぶ良い転職だったと思います。

あの経験があったから次があった。
あの人に出会ったからやってこれた。
あの人が助けてくれたから転職できた。

転職する人の気持ちがわかるから

カウンセリングできる。
転職したから記事が書けた。笑


とはいえ、転職活動をしている最中は
綱渡りの気分でひやひやしていましたが。

自分も時代も変わっていく

私が働いてきたのは、たかだか40年。
今ももちろん働いています。

その間に本当に世の中は変わりました。

雇用機会均等法もできたし、
今では当たり前のことなんですけど
私はタクシーの運転手さんが女性だったり
宅配便の人が女性だったりすると
「仕事を自由に選べるんだなあ」と思って
なんだか嬉しくなるのです。

椅子を蹴って辞めた時代があったり
椅子を蹴られて辞められた時代もあったり
自分もたくさん変化しました。

これからはもしかすると
転職という概念すら
無くなるかもしれません。

好きな職業をいくつも持って
あっちをやったり
こっちをやってみたり
しながら生きていく時代になっても良いですね。

ずっと変わらないことが
良いことなのではなくて
変化を受け入れながら
生きていくことが
進化なのかもしれません。

でも時代が変わっても
変わらないものがあります。

働く人のこころです。

人が喜んでくれたら嬉しい。
がんばってもうまくいかないと悲しい。
批判されれば腹が立つ。
うまくいけば楽しい。

あなたはどんな気持ちで働きたいですか?
働きたくないなぁと
思うことはありませんか?

そんなお話を聞かせていただければと思います。

※仕事の話はこちらにも
→「ビジネスで成功している人の共通点」

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