会社しごとの心理学

「いつも同じ壁にぶつかって会社を辞めたくなるときに考えたいこと」~カウンセリングサービスのビジネスメルマガに掲載されました

カウンセリングサービスのサイトにある
ビジネスメルマガに執筆させていただきました。

記事はこちら↓
「いつも同じ壁にぶつかって会社を辞めたくなるときに考えたいこと」

会社を辞めたいって
会社員であれば
誰でも1度や2度は思ったことが
あるかもしれません。

どうして転職しようと思うのですか?

私はカウンセラーになる前
日系企業、外資系企業の人事や
人材ビジネスのコーディネーターを
30年くらいしていましたので

それはそれは何度も
「会社を辞めたい」
というご相談を受けました。

何千回も聞いているかもしれないです。

そんなご相談を受けるときや
それから採用面接をしたりするとき

採用面接も2万回はしていると思います。

そんなときに必ず尋ねる質問の中に

「どうして転職しようと思ったのですか?」

というのがあります。

その人が
どうして会社を辞めたいのか?

という理由には
その人なりの深い意味がある
と思っているからです。

生きるうえで大切にしていること
これは許せないと思っていること

そんなその人の価値観が
必ずそこにはあります。


もちろん物理的な事情で
例えば引っ越しとか
家族の事情とか

そういうことで
辞めなくてはならない
ということもありますが

それでも
なぜそれを選んだのか?

というところには
人から見ての良いも悪いもなくて
その人の大切に思うことがあります。

なので
それを聞いてみることで

その人の価値観を知ったり
その人が悩んでいることの
何か助けになるアイデアがないか
一緒に考えるわけです。

そしてそう伺っていると
「あれ?」
と思うことがあったりします。

何回か転職していて
いつもその理由ですね?

ということがあるのです。

いつも上司と合わない、とか
いつも仲間と合わない、とか
いつも残業が多すぎる、とか
いつも頼りにばっかりされてきつい、とか

そうなると

いつもそうなっちゃうのはなぜだろう?
という視点を持ってみると

心が楽になる
そして会社を辞めなくても気分が変わる
方法が見つかることがあります。


もちろんそれで
やっぱり辞めよう
という結論になっても良いのですが

自分の価値観を知っておくこと
そしてそれが
自分を苦しめる価値観であれば
変えることにトライすること

でも自分ひとりでは
それがなかなか難しいことがあるので
そんなときは
カウンセリングが役に立ちますよ。

あれ?
いつの間にか宣伝になっていました。笑
でも本当です。

フィルターが変わると世界が変わる

その自分の価値観のことを
私はよく「フィルター」と言いますが
心理学では「投影」と言ったりします。

私自身、
60歳になるまで40年近く働き、
8回も転職したことがあるので
その都度、
それなりの理由があったのですが

40代までは
「会社のやり方が許せん!」
というのが多い理由でした。

若くて元気でしたので
上司に突っかかっていったこともあって
今思えば「ごめんなさいっ!」
ということもあるのですが

「会社のやり方が許せん!」
というのは、私の場合、

「私はもっと
 こうしたほうが良いと思うのに
 会社はわかってくれない」
   ↓
「私はわかってもらえない人なのだ」


というフィルターだった気がします。

それで不満を感じるとか
1人でがんばって倒れるとか

そういうことを繰り返していたと思います。

心理学を学んでからそれに気づき、
そこからは

「もっとわかってもらえるように
 自分から歩み寄ってみよう」とか

「怒らないで
 ちゃんと自分の意見を言おう」とか

そんな風に変わっていきました。

私のフィルターは変わって
「私もわかってもらえるはずだ」
になったのです。


そうすると不思議なことに
50代からの転職は
自分からではなくて
人から誘ってもらっての転職が
多くなりました。

50代でも3回も転職してるって…苦笑
自慢にはなりませんね。

何よりも、生きるのが楽になる
それがいちばん大事だと思いませんか?

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