生きる歓びを感じたい

やる気が出ないのは「我慢しすぎ」のサインかもしれない

やらなくちゃならない
やったほうがいい
頭ではわかってるんですけど
どうにもやる気が出ないんですよ~

というお話をよく聞きます。

そう伺うと、カウンセリングでは
「この方は何を我慢してるのかな?」
と、掘り下げたくなります。

「やる気が出ない」にもいろいろある

例えば
「食べたら身体に良いとわかっているけど
この食材はどうしても食べる気がしない。」
なんていうのは嫌いだからやりたくないんですよね。

「今日は晴れてるから洗濯したほうがいいけど
毎朝きりなく洗濯でうんざりしちゃう。」
同じことの繰り返しでマンネリ化してしまうと
やる気が起きなくなるかもしれません。

「上司に指示された仕事なんだけど
どうして私がやらなくちゃならないのか
わからないからやりたくない。」
意味がわからないときもやる気は出ません。

でもそういうのでもなくて
もうちょっとモヤっとしていて
本当にやりたいんだけど、やる気が出ないこと。


例えば
結婚したいから婚活しようと思うんだけど
相談所に登録はしてみたものの
どうにもやる気が起きなくて
1回もデイトしていません。
とか

日常に彩りが欲しくて
会社と家の往復だけではなくて
何か習い事をしようと思うんだけど
何もやりたいことが浮かびません。
とか

カウンセリングでそうおっしゃる方は
たいがい、ご自分を責めています。

人生を良くしたいのに
どうにもやる気が出ないなんて変だ。
やる気が起きない自分はだめな人間だ。
しっかりしろ!


こういうクライアントさんに出会うと
すごく誠実で謙虚で一生懸命な方だなと感じます。

この時点で
この人がやりたいことを嬉しそうにやれたら
どんなに素敵だろう!と思います。

でも、しっかりしろ!と自分に言い過ぎて
すごく疲れてらっしゃるなとも思います。

そして、疲れちゃうほど我慢していることって
何だろう?と知りたくなります。

この状態って
車の運転で、アクセルとブレーキを一緒に踏んで
「なんでさっさと行かないんだよ!」と
自分を叱っているようなものなんです。


エネルギーをめちゃくちゃ使ってるわりに進まないし、
すごく疲れるし。

なので
ブレーキになってるものは何なんだろう?
と考えるわけなんですね。

ブレーキには想像以上に大きな意味がある

そこでクライアントさんに
「あなたがブレーキにしてしまっていること、
あなたが我慢していることは何ですか?」
とシンプルに質問しても
多くの場合「さあ??別に我慢してません。」
という答えが返ってきます。

そりゃそうですよね。
そんなに簡単にわかっていたら
苦労しないです。

カウンセリングではそこから
いろんなことを伺っていきます。

自分に対してどういう自己イメージを持っているか
人生に対して、社会に対して、家族に対して
仕事に対して、友人に対して、パートナーに対して

そしてその中で
自分が幸せになるうえでの
ブレーキとなってしまっているような呪いがないか。

多くの場合、呪いは自分で自分にかけています。
または人がかけた呪いを素直に信じています。


私は小学生のときに
「決して人に心を開くまい」
と思ったことがあります。

その時たしか、
家で小さな弟と小さな従妹の面倒をみるように
言われていたんですけど
友達が遊びにいこう!と迎えに来て
とりあえず家の前で長い時間
おしゃべりをしてしまったんです。

子供心に考えていたのは
「ほんとだったら友達と一緒に遊びに行きたい。
でも、子守をしてなくちゃいけないから行けない。
せめて今ちょっとだけ
ここでおしゃべりならいいだろう。」

そしたら親に怒られた怒られた。
面倒見ろって言っただろう?!というわけです。

その時、どんな言い訳をしてもだめなんだ
聞いてもらえはしないんだ
と感じました。

そして
「だったら黙ってる。私は決して心を見せないぞ。」
と自分に誓ってしまったのです。

今思えば、幼い誓いです。
でもそれはその後の私の生き方に大きく影響しました。

「どうせわかってはもらえない」
そう思うと、いろんなことにブレーキがかかります。

本当は遊びに行きたかった。
本当は子守したくなかった。
でも遊びに行かずに家の前にいたじゃないか。
本当はほめてほしかった。

でも親の言うことは正しいし、
こんな言い訳、どうせわかってはもらえない。

でもそれでは
本当にわかってもらいたくなかったのでしょうか?

本当はすごくわかってもらいたかったのです。
「わかってもらいたい」
その気持ちをごくんと飲み込んで我慢しました。

気持ちを我慢する。
そのことはとても生きるエネルギーを奪います。

嫌な気持ちを我慢しつづけると
嫌な気持ちのことを忘れてしまうこともありますが
良い気持ちもわからなくなっていきます。

やる気が出なくなってしまうのです。

我慢の下にはとても大切なものがある

自分が見ないようにしてきたもの。
ないことにしようとしてきたもの。
あきらめようとしてきたもの。

そんな我慢の下には、とても大切なものがあります。
そこにはあなたが望んでも叶わないと思ってしまった夢があるのです。

「ほんとはわかってほしかった。」
そう言えるだけでブレーキが外れることがあります。

大切にしているものが人それぞれ違うように
その言葉は人によって違います。

私が今、亡くなった親にその話をしようとしても
もう今はいません。

でも
「ほんとはわかってほしかった。
 私はほんとは心を開いて人とつながりたい。」

そう言えると、生きることが楽になり
やる気が湧いてくることがあります。

社会生活の中で
思ったことを思ったままに口に出して言ったとしたら
逆にうまくいかなくなることもあるかもしれません。

でも
カウンセリングのような安全な場や、
自分1人の空間でだって
我慢していたことを開放して
新しい希望を見つけていくことはできます。


ですので、カウンセリングでは
「恥ずかしくてそんなセリフ言いたくありません。」
というようなことを言っていただく場合もあります。笑

今までブレーキだったものが
エンジンになったり、ガソリンになったりして
快適にすいすい走り出すのは
本当に気持ちの良いことですよ。

カウンセリングのご案内

小澤昌子のカウンセリングを受けるには?

ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
カウンセリングの詳細については「カウンセリングメニュー」を、カウンセリングの日程については「ご予約状況」をご確認ください。

カウンセリングメニューご予約状況