49歳から人生を咲かせたい

新しい人生を始めるためには、大事なコツがある

最近、お会いするクライアントさんは
新しい人生の扉の前に立っている
そんな感じがする方が多いです。

私もそうでしたけれど
ご自分では決して
新しい人生が始まるなんて
思えない状況だったりするのですが。

新しい人生が始まる予感はわかりづらい

例えば私ですが、40代のころ
大企業でがんばって働いて
管理職になって
お給料も増えて

でも、すごく疲れていて辛かったんですね。

私には仕事しかないんだ!と
しがみついていたし

これをしなくちゃ生きられないんだ!と
思い込んでいたし

誰も助けてくれる人なんかいない…と
孤独だったし

誰もいない高層ビルで
真っ暗な廊下におびえながら
深夜まで残業をして

おなかがすいたのを通り越して
何も感じなくなって帰って寝て
また翌朝、会社に行きました。

そんなに残業して資料を作っても
翌日の会議でコテンパンに
怒鳴られることも日常でした。

叱られなかったとしても
もうクタクタになっていました。

がんばって、がんばって
でもまだ足りない!と思っていて
なのに
もう心も体もついていけない…

がんばればがんばるほど
疲れてミスが増えるし
うまくいかなくなる

そんな生活が続いたら
そりゃあドクターストップもかかります。

そうなるともう
どうやって生きていっていいのか
途方に暮れてしまったし
自分自身にがっかりしました。

そんな時にのんきに
「私は新しい人生の扉の前にいるんだわ♪」
なんて思えるはずもないです。

でも、今から考えると
あれが実に
新しい人生が始まる直前だったな
と思うのです。

自分を幸せにしない思い込みを手放す

そのころはまだ
心の勉強をする前だったので
「自分を幸せにしない思い込み」
を自分で握りしめている、
なんて自覚はありませんでした。

それでも
「同じところで同じことを繰り返しても
また同じ結果になるだけだな」
という自覚はありました。

そしてもうとにかく
身体が言うことをきかなかったんです。

それで、その会社を辞める決断をしました。

50歳近かったし
ひとり暮らしだし
転職できるか不安だったし
経済的にも困るんですけど

でも、そうやって辞めたら
身体も心も元気になったし
思ってもいなかったのですが
次の仕事を紹介してくれる人も現れました。

そうしてまったく新しい業界の小さな会社で
仕事を始めることができました。

その時、捨てたものがあります。

大企業とかのステイタスにこだわること。
管理職とかの権威にこだわること。
それから今までの待遇も。

お給料は死活問題ですが
生活できる分をもらえれば
穏やかに暮らすことのほうを
大事にしたいと思いました。

そのほかの福利厚生だとか
いろんな制度みたいなものは
もうどうでもいい!と思いました。

そこで必要だったのは
「これじゃなくちゃだめなんだ」
という思い込みを捨てることでした。

他にも生きていける方法は
あるに違いない。
ないかもしれないけれど
とりあえず探してみるしかない
そんな感覚でした。

そうして飛び込んだ新しい業界は
自分に合っていて居心地の良い世界でした。
そこで出会った人たちは
その業界を離れた今でも仲間です。

新しい人生を始めるコツ

あの時、
握りしめていた思い込みを捨てなかったら
親を介護する時間も持てなかったし
友達と旅行に行ったり
自分の趣味を持つこともできなかった
かもしれません。

それどころか、
もっと大変な病気になっていたかも。

その後は二度と、
ふらふらになりながら連日残業したり
ドクターストップをかけられたり
することはありませんでした。

その後も転職とか失恋とか
「さあ困った!!」
と思うような出来事はありましたが

今から思えば、あれもこれも
新しい世界へのきっかけになっています。

「もう行き止まりだ」と思う時、
そんな時は意外と
新しい人生の扉の前にいる可能性があります。

真っ暗で扉なんて見えないよ~
というときは、
ひとりで探さないこともコツです。

そんな時は
家族や友達や仲間に聞いてみてください。

もちろんカウンセラーも使ってください。

私は新しい人生を見つけるのが楽しくて
カウンセラーをしているようなものです。

そして
あなたが抱えているマインドの中から
あなたを幸せにしない思い込みを
一緒に探し出しましょう。

幸せにならない思い込みを手放して
新しい人生の扉を開けるのは
結構、勇気が要ることです。

でも誰かと一緒にやれば
意外とできちゃうものなのです。

誰かと一緒にやること
勇気を持つこと


それが新しい人生を始めるための大事なコツです。

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