まちゃこ食堂

春はほろ苦い旬でいっぱい

今日は気軽な「まちゃこ食堂」シリーズです。

私は花粉症なので、花が咲くよりも早くスギ花粉で春を感じます。
春がやってきましたよ~。
今年の冬は特に寒かった気がしますので、春はうれしいですね。

都内に住んでいると、なかなか自然を感じづらくて、春の訪れを知るのはスーパーの野菜売り場だったりします。

子供のころ、春の野原に出て、祖母と野草摘みをしたことがあります。
つくし、ふきのとう、ノビルなんかを摘んで、祖母が料理してくれましたが、どれも子供の私には苦くて、あまりおいしいとは思えませんでした。

ただ、おばあちゃんと春の野原に出て楽しかったことと、野草の強い香りが思い出となって残りました。

菜の花やふきのとう、タラの芽など、春の野菜はほろ苦いものが多いですね。

冬の野菜って、冬の寒さに耐えるために、自分で糖を作り出して甘くなるのだそうですが、春の野菜は、害虫などから野菜自身が身を守るために、苦みと特有の香りを出すのだそうです。

自然ってすごいですね。

人の心もそうかしら?と思ってしまいました。

心の冬に耐えているときは自分で甘さを作り出して自分に優しく、外からの攻撃にあったとき、自分の個性と自己主張をうまく発揮して、自分を守れたらいいですね。

旬のものを食べるということは、その要素を自分に取り入れるということですから、きっと身体にも心にも良いはず。

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みなさんは春の野菜の「うど」をご存知だと思いますが、どうやって食べていますか?

私は長いこと「うど」の食べ方を知りませんでした。
実家にいる頃もあまり食卓にのぼらなかったということもありますし、菜の花やタケノコの魅力に負けて、地味な野菜と認識していました。

せいぜい、酢味噌和えくらい。
毛のいっぱい生えた皮は捨てていました。

ところが。
「うど」の袋をよく見てみたら、「皮もきんぴらにできます」と書いてあって、やってみたらこれが本当においしかったのです!

ごま油で炒めて、醤油とみりんでごく薄めに(ここ大事)味付けして、すりごまで和えます。
私はあく抜きしないでも食べちゃいます。
捨てるところ一切なし。

今では店頭に「うど」が並ぶと「春キターー!」と思います。
皮も食べてみてください。
春の香りいっぱいです。

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