ネガティブを解消したい

「1人で仕事を背負ってしまう癖の治し方」~カウンセリングサービスのコンテンツに掲載されました

カウンセリングサービスのHPにある読み物サイトの
ビジネスコンテンツに執筆させていただきました。

「1人で仕事を背負ってしまう癖の治し方」→https://www.counselingservice.jp/lecture/35648/

でも意外と「自分は1人で背負ってしまう」と
気づいていない方も多いのですよね。

「当たり前」が自分を苦しめることもある

「このくらいやるのは当たり前でしょ」
自覚のない頑張り屋さんがよく思うことです。

自分は特に優れてもいないし
怠けようと思ったら、
いくらでも怠けてしまう。
だから頑張らなくちゃ
何かひどいことになりそう。

自分が何もしないで人にしてもらうなんて
そんなのアテにしていたら
何もできないまま
終わってしまうかもしれない。

子供の頃から親に
「もっとがんばらなくちゃだめでしょ。」
と言われ続けて生きてきた。

だからこのくらいやるのはずっとやってきた当たり前。

そう思っている方はクライアントさんに
たくさんいらっしゃるのです。
かつての私もそうでした。

そう思って仕事も生活もやってきたのに
なんだかちっとも毎日が楽しくない。

それどころか
ちゃんと寝て、ちゃんと食べてるのに
疲れがとれない。

なんとなくもやっとしていて
毎日、曇り空の中で暮らしてるみたい。

そう思ったら要注意です。

「がんばりアラーム」が点滅しているのに
まだ気が付いていない方はたくさんいます。


そんなときはちょっと足を止めて
「私はもしかして
1人でがんばってるのかもしれない?」
と思ってみてください。

多分、それは正解です。

私は会社から「病院に行け」と言われ
お医者さんに「休みなさい」と言われても
まだがんばりが足りないと思っていました。

こうなるともう重症なので
そこに行く前にどうか
足を止めてみてくださいね。

「当たり前」を変えようと思うことから癒しは始まる

「がんばりアラームに気がついたら、
そのあとどうしたらいいんですか?」

「やらなくちゃならないことがあるのに。」

クライアントさんによく質問されます。

方法はいっぱいあります。

カウンセラーと一緒に話し合って
「それはやり過ぎ」
「じゃあここまでやりましょうか」
と整理していくこともできるし

上記コンテンツに書いたように
セラピーなどの心理療法で
心の底からリラックスさせることもできるし

日常的にご自分で意識して
「ここまでにしておこう」
と気を付けることも大切だし

自分をいたわるために
ゆっくり休んで
好きな物を食べたり
好きなことをしたりすることも良いし

ただ
いちばん大切なことは
「自分の当たり前を変えたい」
と願うことがすべての癒しの始まりだと思います。

ずっとやってきた「当たり前」が
自分を苦しめているのだとしたら

「当たり前」を変えることで
見える世界はまったく違うものになるのです。

誰かとつながろう

「1人でがんばる」というと
なんだかヒーローっぽい
かっこいい感じがするかもしれませんが
それは誰ともつながっていない状態を
現すことでもあります。

私が1人でがんばっていたとき
「誰も助けてくれない」
悲しみながら腹を立てていました。

私がこんなに苦しんでいるんだから
私を大切に思ってくれるんだったら
誰か助けてくれてもいいじゃないか!と。

でもね
怒りながら1人でがんばってる人って
他人を寄せ付けづらかったりします。

「大変そうだな。
でも誰の手も借りたくないんじゃないか?」
という風に見えたりするのです。

助けたいと思ってくれる人は
いるかもしれないのに
すごくもったいない。

1人でがんばる癖は
「誰に助けてもらおうかな?」と
キョロキョロすることで治っていきます。


そのときのポイントは
誰かたった1人に的を絞らないこと。

たった1人にすべてを託したら
託された人もきついし
断られたときにショックですよね。

この人が手伝ってくれなかったらあの人。
あの人がだめだったらあの人。

2人目、3人目…

断られても傷つかない。
相手には相手の都合があるから。
そっか、で終わらせる。

できればまとめてどーんと頼まずに
ちょっとずついろんな人に頼る。

あなたを助けたいと思っている人は
あなたが思っているより

ずっとたくさんいるのです。

もちろん私もその1人です。

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