40代で友達が減り、60代で戻ってくる理由~おとなの素敵な友達づきあいとは
こんにちは。
心理カウンセラーの小澤昌子です。
前回の記事
『40代のまま50代を生きない~50代からの新しい生き方』
の中で
「40代は
20代、30代の頃より
友達が減ることが多い」
と書いたところ
その辺
もう少し詳しく聞きたい!
というお声をいただきました。
そうですよね。
友達のことで悩む方は
結構たくさんいらっしゃいますし。
今日はそんなお話です。
なぜ40代は友達が減ることが多いのか?
みんながみんな
40代で友達が減るわけではありません。
変わらない人も
むしろ増える人もいます。
でも
私自身の人生を振り返っても
40代で確かに減ってしまったし
40代の方からの
「最近、友達が少なくなってしまって」
というご相談は
とても多いのです。
確かに
そう感じるのは辛いことですよね。
でも
そういうご相談を伺うたびに
「それは自然なことかもしれません」
とお話したりします。
私たちは子供のころに
「友達はいっぱいいるほうがいい」
「友達はたいせつ」
と学んで大きくなります。
それは確かにそうなのですが
子供は大人になります。
子供のころは
社会学習の意味でも
友達との体験は必要かもしれませんが
大人になると
また事情は変わってきます。
20代、30代は
まだ独身の人も多いし
仕事で出会う人もいたり
遊びのイベントも盛りだくさんで
友達ができる機会が多かったり
一緒にいる時間も多いかもしれません。
でも40代になると
子供がいる人は
まだ子育て真っ最中で
子供を家に置いて
友達を優先する機会は減るでしょう。
それよりも
子供と一緒にどこかに出かける
または
会うとしてもママ友
という機会が増えそうです。
このママ友というのも
とても心強い存在ではあるものの
子供を媒体にしたおつきあいですから
子供たちがそれぞれ
違う学校に行ったり
教育方針が違ったりしたら
ずっと仲良くというわけには
いかないかもしれません。
子供がいない人
結婚していない人だって
いちばん仕事が忙しい時期
だったりします。
私自身もそうでした。
管理職になって
部下を持って
責任が増えて
仕事が増えて
この仕事で
どうやって生き延びるか
この会社にこのまま
いていいのか、とか
やらなくちゃいけないこと
考えなくちゃいけないことが
いっぱいなわけです。
友達に会うことは
もちろん楽しい息抜きになるのですが
それに使うエネルギーと時間は
20代、30代のころよりも
格段に減ってしまいます。
気がついたら
しばらく連絡してなかった!とか
旅行?
土日が全部つぶれるのは
その次の週がきつくなるな、とか
つい疎遠になってしまうことが
心ならずも増えるのです。
そう。
人生は流れていく
変わっていくものなんです。
心の変化とともに、友達も変わるもの
忙しい、とか
時間がない、とかだけでなく
心の変化も友達と疎遠になる
きっかけになることがあります。
意外と多いのが
「価値観ちがう問題」です。
友達の子供は
有名な進学校に行ったのに
うちの子は
ぜんぜん勉強しない
伸び伸び育ってほしいから
これで良いと思ってるけど
友達に会うと
子供の教育話がメインで
なんだか楽しくない。
今やっている仕事で
ノリに乗ってる友達が
まるで会議でプレゼンするみたいに
仕事のことを話す
自分は今の仕事がつまらなくて
休みの日くらい
仕事のことを考えないでいたい
友達に会ったら楽しいはずが
なんだか疲れて帰ってきた
ということは
よく伺うお話です。
学生時代や
若くて一緒に遊んでいた時代は
恋愛や楽しい遊びや
関心を持つ対象が
わりと一緒だったのに
40代くらいからは
興味の対象も価値観も
違ってくることが多いのです。
友達がいなくたって幸せに暮らせるし
大勢いれば良いというものでは
全くないけれど
なんとなくさびしいな…って
思う方もいるかもしれませんね。
そういう理由もあって私は
前回の記事のように
50代から
新しいことをやってみませんか
と、お勧めしているわけです。
新しいことをやってみると
自分の興味の対象にフィットした
新しい人間関係もできるからです。
そして
60代になると
もっとおもしろいことが起きるんです。
人生は流れていくけれど、大切な友達は戻ってくる
60代になると
しばらく疎遠だった友達が戻ってくる
という現象が起きたりします。
子育ても終わり
子供たちは家を出ていき
仕事だって
ひと段落ついて
リタイヤした人だっている
新しい仕事を始める人もいるけど
40代のようではなく
60代の体力と気力に見合った働き方を選びます。
心の余裕と時間ができると
友達とまた再び会いたくなるんですね。
そして
あの時は言えなかったけど
私、結構大変だったんだ…とか
あなた、あの頃
ずいぶん荒れてたわよね~笑、とか
過去を笑い話にできたり
そんなに頻繁に会っていたわけでなくても
なんだかずっと一緒に生きてきたような
ここまで生き延びた同志のような
温かい親しみを感じるのです。
50代で新しくできた友達とは
またちょっと違ったありがたみを感じて
もう一度寄り添いたくなる
そんな人が戻ってきます。
私も高校時代の友達と
あの当時、一緒にときめいていた
グループのコンサートに行ったら
コンサート会場が
白髪と薄毛(失礼!笑)の人ばかりで
我が身を顧みずに笑ってしまったけど
みんな同志!と思ったし
大学時代の友達で
彼女は商家に嫁いで
家族の世話と従業員の世話
私は離婚して
一人で会社員
全然、生き方が違ったので
40代のころはそんなに
2人で話すことはなかったのですが
今や彼女は未亡人で
私たちは独身同士になり
老後は同じマンションの別部屋で
助け合って生きていこうね
なんて話をしています。
人生は流れていくもの
人も変わるもの
その流れに沿って
友達も変わっていくものです。
でも
本当にご縁のある人は残るし
ご縁のない人は
無理にしがみつかなくていいのです。
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